土壌から団粒を分離し、団粒を構成するサブユニットを観察する
本プロジェクトで使用する共通土壌:
上から黒ボク土、赤黄色土、灰色低地土。本プロジェクトで使用する共通土壌:
上から黒ボク土、赤黄色土、灰色低地土。photo:1 of 6
MS共通土壌の1つである通称「Black-NT」(長期連用不耕起圃場、アロフェン質黒ボク土)から表層土(0~20 cm)をサンプリングしている様子。(2021年4月7日)
MS共通土壌の1つである通称「Black-NT」(長期連用不耕起圃場、アロフェン質黒ボク土)から表層土(0~20 cm)をサンプリングしている様子。(2021年4月7日)
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サンプリングした土壌から植物根や礫を目視で取り除く。
サンプリングした土壌から植物根や礫を目視で取り除く。
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耐水性マクロ団粒:
土壌中には水中に浸漬しても崩壊しない、構造的に強固な団粒が存在する。団粒内部には大小様々な穴(間隙、ポア)が張り巡らされ、多様な微視的環境が存在する。これらが土壌動物・微生物の主な生息の場となっている(Cool Earchコラム06参照)。耐水性マクロ団粒:
土壌中には水中に浸漬しても崩壊しない、構造的に強固な団粒が存在する。団粒内部には大小様々な穴(間隙、ポア)が張り巡らされ、多様な微視的環境が存在する。これらが土壌動物・微生物の主な生息の場となっている(Cool Earchコラム06参照)。photo:4 of 6
団粒の内部構造を分画する:
団粒内部の微小環境を構造の強度別に分解して調べる目的で、超音波破砕装置を使用する。団粒の内部構造を分画する:
団粒内部の微小環境を構造の強度別に分解して調べる目的で、超音波破砕装置を使用する。photo:5 of 6
電子顕微鏡(SEM)を用いた観察:
段階的にエネルギーを上げてゆくことで、団粒内部の構造的に弱い部位、強い部位が得られる。電子顕微鏡(SEM)を用いた観察:
段階的にエネルギーを上げてゆくことで、団粒内部の構造的に弱い部位、強い部位が得られる。photo:6 of 6