サイエンスアゴラ2026 / Science Agora 2026

<サイエンスアゴラ2026 出展プログラム> PROGRAM 414

気候変動の
救世主!?〜微生物による温室効果ガスの削減〜

あなたの身近な土が、地球を救うかもしれない。
ARで見て、ゲームで試して、全国から届いた試料を地図で探る。目に見えない微生物のはたらきと、私たちが科学に参加する方法を体験するブースです。

出展者名:市民参加型研究プロジェクト「地球冷却微生物を探せ」

土の入った採取瓶、微生物、温室効果ガスの分子、ARで観察するスマートフォン、日本地図を組み合わせたイラスト

LOOK · PLAY · TALK見るだけでも、遊ぶだけでも、研究者に聞いても。

DATE
2026年9月12日(土)10:00〜18:00
DATE
2026年9月13日(日)10:00〜17:00
PLACE
テレコムセンタービル4階・プログラム番号414
ENTRY
入場無料事前登録・整理券不要

FROM INVISIBLE TO VISIBLE

見えないものを、
見える体験に。

土の中では、微生物や植物が炭素・窒素を絶えず動かしています。その営みは、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素といった温室効果ガスの発生や吸収にも関わります。会場では、この大きな地球の循環を、手のひらサイズの体験からひもときます。

  • CO2
  • CH4
  • N2O

まず、温室効果ガスを知る

大気中で熱をたくわえるガスが、気候とどうつながるのかを直感的に理解します。

次に、微生物のはたらきを試す

目に見えない微生物が、ガスを生み出したり減らしたりする仕組みに触れます。

そして、自分も研究に加わる

身近な土を採ることが、全国規模の研究データにつながる市民科学を紹介します。

01 / EXPERIENCES

会場でできる、
5つの体験。

年齢や予備知識は問いません。気になる体験をひとつ選ぶところから始められます。スタッフが理解度や関心に合わせてご案内します。

EXPERIENCE 01

ARで、温室効果ガスを見てみよう

空気中では目に見えない温室効果ガスを、AR(拡張現実)で可視化。その存在を、空間の中で直感的に体感します。

見る・動かす
EXPERIENCE 02

ミニゲームで、微生物の力を引き出そう

微生物が温室効果ガスを減らす仕組みを、ゲームのルールに置き換えて体験。遊びながら、微生物の役割を考えます。

遊ぶ・考える
03 / MAP

全国の試料を地図で探る

どんな場所から、どんな試料が届いた? インタラクティブマップを動かし、分布や傾向を自分の視点で分析します。

探す・比べる
04 / TALK

研究者と話す

実際に研究を進めるメンバーが会場にいます。素朴な疑問から研究の難しさ、これから試したいアイデアまで、直接聞いてください。

聞く・対話する
05 / LAB

研究道具とデータに触れる

採取に使う器具や土壌試料、顕微鏡画像、ガス計測や微生物解析の結果を見ながら、研究の手順をたどります。

触れる・読み解く

CHOOSE YOUR ROUTE

何分あれば
楽しめる?

滞在できる時間に合わせて、体験の組み合わせを選べます。

STANDARD / 10 MINUTES

体験して、データにつなげる

  1. ARで温室効果ガスを可視化目に見えないガスの存在を、空間の中で見てみます。
  2. ミニゲームで微生物のはたらきを試す操作と結果の関係を、遊びながら考えます。
  3. マップで実際の試料を見る全国から集まった試料が、ひとつの研究になる様子を確かめます。

02 / SCIENCE

なぜ、土の微生物を
探すのか。

土は、粒の集まりだけではありません。多様な微生物が物質をつくり変える、巨大な反応の場です。その働きを正しく測り、活かす方法を探っています。

CO2

炭素の循環

植物の光合成、根や微生物の呼吸、有機物の分解を通じて、炭素は大気と土の間を行き来します。

CH4

メタンの生成と酸化

酸素が少ない環境でメタンをつくる微生物がいる一方、メタンを酸化して利用する微生物もいます。

N2O → N2

窒素の循環

一部の微生物は、強力な温室効果ガスである一酸化二窒素を、窒素ガスへ還元できます。

「地球冷却微生物」は、温室効果ガスの削減に役立つ微生物を探す、本プロジェクトで用いている呼び名です。見つけた働きを社会で安全に活かすには、効果だけでなく、地域差、リスク、不確実性も含めて検証する必要があります。

採取身近な空気と土、場所・日時・環境を記録
ガス測定温室効果ガスが増えたか、減ったかを調べる
微生物解析土にどのような微生物がいるかを捉える
地図・比較地域や環境の違いとデータの関係を見る
次の問い有望な働きと、検証すべき条件を探す

03 / CITIZEN SCIENCE

科学を見る人から、
科学を動かす人へ。

市民科学では、専門家だけでなく、市民も観察や試料採取、データ収集に参加します。「地球冷却微生物を探せ」では、一人ひとりが集めた身近な土が、研究者だけでは集めきれない全国の環境をつなぎます。

会場で参加を決めなくても大丈夫です。まず体験し、知りたいことや不安なことを研究者と話し、自分が関われそうな形を想像してみてください。

プロジェクトを詳しく知る
01

身近な場所を観察する

庭、畑、公園など、調べてみたい場所を選び、環境の様子を見ます。

02

空気と土を採取・記録する

支給される器具と手順書を使い、試料と日時・場所・気象情報を記録します。

03

分析結果を受け取り、考える

研究チームがガスと微生物を分析。自分の試料の結果が全国データの一部になります。

VISIT US

4階・414で
お待ちしています。

興味を持ったところから、自由にご参加ください。小学生から大人まで、説明の深さを調整してご案内します。

事前登録・整理券は不要です

実施日時
2026年9月12日(土)10:00〜18:00
2026年9月13日(日)10:00〜17:00
会場
テレコムセンタービル東京都江東区青海2丁目5-10/ゆりかもめ「テレコムセンター駅」直結
場所
4階・プログラム番号414カテゴリ「地球・環境・未来を守る」
参加方法
入場無料・事前登録不要会場受付で来場者証(リストバンド)を受け取り、直接ブースへお越しください。

04 / FAQ

よくある質問

気軽に立ち寄れるブースです。体験しながら生まれた質問も、その場で研究者・スタッフにお聞きください。

子どもでも参加できますか?

はい。小中学生には温室効果ガスや土の中の生き物を直感的に理解できる説明を、大学生以上には測定・解析や社会実装まで踏み込んだ説明を行います。

どのくらい時間がかかりますか?

5分、10分、20分程度の楽しみ方を用意しています。ひとつの体験だけでも、複数を組み合わせても構いません。

プロジェクトに参加していなくても大丈夫ですか?

もちろんです。初めて知る方にこそ、背景の科学を楽しみながら理解していただくための展示です。参加経験のある方の再訪も歓迎します。

英語で説明を受けられますか?

簡単な英語でのご案内が可能です。説明資料も可能な範囲で英語版をご用意します。